KO 防水工事バケツ8リットル

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

KO 防水工事バケツ8リットルの生まれた経緯

元々防水工事の中でもウレタン防水、FRP防水は8リットル程度のバケツが大量にいることは
尾崎亀商店でも把握しておりました

ただ一般的な普通のバケツを取り扱っても、世の中には様々なホームセンター、果ては百均と呼ばれる100円均一ショップもありますし、t-gearで取り扱うにも送料を考えると利がないと判断しておりました

しかしt-gear本社下の直営ショップなどで職人の方々から
「バケツ取り扱ってないのかな?」「最近ホームセンターなどでも高くて」「使い勝手が微妙なんだよね」
という 要望のお声がどんどん増えてくることで発想を逆転し、
いっそ世の中の一般的なバケツを取り扱うのではなく、防水に特化したバケツを型から作って、
それをメーカーとして販売したらどうかと考え始めました

それからはまたいつもの試行錯誤の日々

様々な業者の方とお話をさせていただいて、「防水に特化した」バケツとして
KO 防水工事バケツ8リットルは誕生いたしました

KO 防水工事バケツ8リットルの特長

当然なのですが、世の中のバケツは汎用性が高いものが多いです
そもそも特化したバケツというものそのものがよほどの事がない限り作られない、
作られない限り販売されない、そもそもバケツにそこまで注力しないだと思います

それを防水工事に使用する場合、
「あれがこうなってれば」「ローラーが微妙に入らん…」「刷毛が浸かってしまう」
などなど 汎用品を無理やり使うことによるちょっとした「イラっと」「しまった」「こうなってればいいのに」
があると思います
とはいえ売ってない以上、「仕方ないこれ使おうか…」となるのも当然です

そこでt-gearでは本社下小売店舗にて職人の皆様にヒアリングさせていただいて、
その結果をできるだけやれる範囲で反映してみました

特長は大きく分けて

  • 持ち手
  • 底面
  • 容器そのもの

この3つの特長にわかれます

特長1.持ち手

1.従来と違って刷毛が落ちにくい様に、穴の位置を少し上に作成

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

元々世の中に出回っている持ち手のところに穴が開いているタイプのバケツがございます
実はその穴は刷毛を挿すためのものではなくて、ホースを挿すための物なのです

現状その穴の部分に刷毛を無理やり挿して皆さんお使いになっておられるケースが多いそうです
ただあくまでホース用の穴を流用しているため、刷毛では落ちやすかったりいろいろ改善点がありました

今回KO 防水工事バケツ8リットルではそこをホースではなく刷毛を挿す専用として位置決めを行いました
この写真の向きでは刷毛にネタがついた重みで刷毛そのものが縦になって落ちにくい固定される

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

この写真のように逆向きに差した場合刷毛が上を向いた時でも斜めになるため外に出にくく、
刷毛にネタがとどまりやすい という特徴があります(オリジナル機能)

「必ず抜けない」「必ずたれない」とは申せませんが、体感では結構抜けにくく垂れにくくなりました
(そのため逆にホースを挿すとすごく使いにくいかもしれません)

2.持ち手がフィットする形状で、持ち易い!

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

このバケツは立上り部施工に使用することを想定しているため、すごく持ち運びます
そのため一般的なバケツのように持ち手がフラットだと若干持ちにくい
ネタは想定している部分以外にこぼすことは厳禁
手の形に比較的フィットさせてできるだけこぼさないように、バケツを持ちやすく致しました

特長2.底面

3.底面がフラットな為、撹拌し易く材料が溜まりにくい

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

今回底面には様々な工夫をしたなかでも目玉がこれです
一般的なバケツですとちょっとのことなのですが、底面に凸凹がございます
これが撹拌機を突っ込んだ時に非常に邪魔になるということで、なんとかフラットにできないかと
試行錯誤を凝らし 何とか完成いたしました

4.すり鉢状に作成している為、底面に刷毛が付いてしまわない

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

たまにバケツの底面に刷毛をおいておいて、持ち手までベチャっとつかることがあったと思います
そしてため息とともにシンナーで洗う、そういうことがないように後述の7インチローラーまで入るけど、
刷毛はうまく壁面に当たってくれるそんな大きさを作成しました

5.底面が広く作られている為、最大7インチまでのローラーがすっぽり入る

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

これも今回の底面の目玉にはなるのですが、立上りの施工時はローラーが必須だと思います
元々世の中のバケツでも4インチやがんばれば6インチまでは入るバケツが多かったのですが、
7インチローラーが入るものがなかなかありませんでした

今回型からバケツを作るにあたって、ならば大は小を兼ねる
7インチローラーが普通にフラットに入るようにしようと思い作成いたしました

特長3.容器そのもの

6.立ち上がりの施工に最適な高さなのに、容量は8L

8リットルというバケツは特殊なものではなく、一般的に販売されているサイズになります
しかしこの8リットルという容量を採用したのはなんとなくではございません

防水で必須の立ち上がり部の施工時、バケツを必ずお使いになると思います
その際はネタを小分けにして、立ち上がり近くにもっていき必ずローラーで塗りながら「移動」すると思います

大は小を兼ねるということで10リットルバケツでもよいのですが10リットルバケツを満タンにすると
余り(余るならそんなに容量いらない)、 8リットル以下(6.5リットルや4リットルなど)ではネタが足りない
何度も現場の職人さんと試行錯誤を繰り返した結果、8リットルになりました

当然ですが10リットルバケツより8リットルバケツのほうが原価も安いです
そうするとご提供できる販売価格も下がりました

7.分かりやすい目盛付き

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

ネタを軽量する際にどれくらい持っていこうと皆さん考えますよね
目安だとしても目盛りがあるとその際助かると思い、目盛りを付けました

8.軽量で持ち運び易いうえに、撹拌機使用でも、分厚い為丈夫で割れにくい

8リットルバケツとしては「日本最軽量クラス」の約360gを達成
ちょっとだけでも持ち運ぶネタを運ぶ
労力を軽減 仮に20gとして25個運んだらペットボトル1本くらい
ちょっとだけでも職人さんの疲れ軽減に貢献

9.環境に配慮した再生材を使用

防水材料を入れた後、使い捨てにするバケツだからこそ、再生材を使用
小さいことからですが自然に優しい!つまりエコ!

10.注ぎ口が付いている為、材料を流し易い!

KO 防水工事バケツ8リットルのトップ画像

地味ですが、大きい注ぎ口
一般的な注ぎ口がないバケツでネタをこぼすと流し込みをしたい場所以外に流れる可能性があります
当然注ぎ口がなくてもできます
でも慎重に流し込みをするときのストレスをちょっと軽減

KO 防水工事バケツ8リットルの使用箇所

  • 大規模の巾木側溝施工
  • 常に小分けして使うトップコートの刷毛さし
  • 改修工事の狭い場所へのネタ運び

やはり何度も繰り返してきましたが、立上り部になります
後は比較的手が入りにくい端部などでも使用できると思います

もちろんこのKO 防水工事バケツ8リットルは防水特化ですが、一般的なバケツの用途も使用できます、ウレタン防水・FRP防水以外にどう活用するかは
職人の皆様のアイデア次第になります

KO 防水工事バケツ8リットルのパートナー

パートナー1.刷毛

白毛ニス刷毛という名前からするとニス向けなのですが、ウレタン防水トップコート等、ウレタン系塗料の
細部塗布に最適です

商品名 白毛 特製ニス刷毛 30mm 白毛 特製ニス刷毛 40mm 白毛 特製ニス刷毛 50mm 白毛 特製ニス刷毛 60mm 白毛 特製ニス刷毛 70mm
コード 80032 80033 80034 80035 80036
価格
(税込)
132 143 165 187 220

パートナー2.ローラー

VPローラーは水性系トップコートに適しており、残りの4つはウレタン防水などに適しております

商品名 VPローラー オレンジ 7号 180mm スモールローラー 防水用ブルーライン 6インチ 150mm スモールローラー バナナ 6インチ スモールローラー ネオアワックス 6インチ スモールローラー ソレーユ 6インチ
コード 80557 80537 80713 80549 80715
価格
(税込)
231 176 132 242 253

KO 防水工事バケツ8リットルの品質表示

原料樹脂 ポリプロピレン
耐熱温度 80度
耐冷温度 -10度
容量 8リットル

KO 防水工事バケツ8リットル取扱い上の注意

  • 火のそばに置かないでください
  • たわし又はみがき粉でみがくと傷がつくことがあります