KO仕上げ板 刻(キザミ)

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KO仕上げ板 刻(キザミ)の生まれた経緯

元々t-gearでは押えバッカーという名称でコーキングのならし用の商品を販売しておりました
ある時に店頭に来られた職人さんから、この押さえバッカーが非常に使いにくく、現場のニーズに
即していないというお話をお聞きしました

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既存の押さえバッカーのここが欠点1:幅

押さえバッカーは長さは好きに取れるのですが、実は長さを好きにとる必要は現場ではあまりなく、 押さえバッカーの欠点として「幅が決まっている(商品が50㎜のため)51mm以上の目地幅に対応できない」「幅を好きにとりたい」という点がありました
これは商品の細長い形状のため何をどうしても変更できない点でした

既存の押さえバッカーのここが欠点2:厚み

厚みが20mmあり分厚すぎて切った後持ちにくいというお声がありました

そこで詳細なヒアリングをさせていただいた後、削の仕入れ先と協業して作成したのが
KO仕上げ板 刻(キザミ)となります

KO仕上げ板 刻(キザミ)の特長

KO仕上げ板 刻(キザミ)のメリット1:自由な形にカットできる

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図のようにハサミの入れ方で大きめの幅をとれます
このことは従来の押さえバッカーではできなかった51mm以上の目地の大きさに対応できる
切り方もできます
さらに長方形の利点で、今までの押さえバッカーと同じ50mmの幅ももちろん可能です
「自由な形にカットできる」これがKO仕上げ板 刻(キザミ)の一番のメリットです

KO仕上げ板 刻(キザミ) はカットを縦に切る、横に切る、縦に切って、その長さを半分にするなど、
手の大きさや、好みは職人さんによってそれぞれ大きさが違うため、ご自分のコーキングならしに合わせて
かなり自由に行っていただける平たい板状にしました

これは縦に切っても横に切っても非常に無駄がないようなサイズを幾度も試行錯誤したのちに生まれました

KO仕上げ板 刻(キザミ)のメリット2:厚みをあえて薄くし指にはさんで持てるように

KO仕上げ板 刻(キザミ)の厚み違い

もう一点既存押さえバッカーは20mmの厚みがありました
ちょっと指の間に挟んで持ちにくいという方もおられました

KO仕上げ板 刻(キザミ)の指ではさんだ画像

せっかくの機会なので厚みを15mmと少し薄くしヘラなどと一緒に指の間で複数持てるように、
かつ仕上げに問題がない15mm厚をこちらも様々な職人さんに協力いただいて見出しました

KO仕上げ板 刻(キザミ)の使用箇所

コーキングのならしです
コーキングに関しては、t-gearでも円熟、神指、太鼓、極などさまざまなコーキングツールを
作成してまいりました
ただやはりならしツールを手で直接持つことによりコーキングを行いたいというニーズがあることへの
対応として押さえバッカーを販売しておりました
その押さえバッカーの完全に上位互換となるべく KO仕上げ板 刻(キザミ) を発売いたしました

KO仕上げ板 刻(キザミ)の種類

現在13種類のKO仕上げ板 刻(キザミ)を販売しております
これは色だけではなく、硬さや背中側と実際のコーキングをならす面のゴムの組み合わせにより13と商品数が増えております
例として「KO仕上げ板 刻(キザミ) グレクロ」の場合、グレ・クロと分けて考えていただいて
前のグレが接地面、クロが背板面と考えていただければと思います

例外は「KO仕上げ板 刻(キザミ) ミディアム」のみでこれは宮原ゴム工業様のミディアム52番という
施工時にささくれなどがあった場合でも中がスポンジ、表面がつるっとして強化されているため
傷つきにくいゴムの一枚板になっております