尾崎亀百周年プロジェクトとは

尾崎亀百周年プロジェクトとは、2022年に100周年を迎える尾崎亀商店が
最も原点である「アスファルト防水」にこだわりを持ったプロジェクトになります

尾崎亀商店四代目の百年への思い

尾崎亀商店は1922年より防水道具専門店として営業してまいりました
いよいよ2022年で100周年を迎える事ができます
日ごろから応援してくださる皆様本当にありがとうございます

尾崎亀商店は創業開始以来防水工事に使われる防水道具専門店としてアスファルト刷毛を中心に
販売してまいりました

なにぶん少人数で営業していることからあまり宣伝する能力もなく大阪で細々と営業させて頂いておりました
日々少しずつ認知して頂き少しずつ商品を使って頂けるようになりました

ただ、刷毛にしても水杓にしても金ベラ一つにしても一つ一つ 専門の業者様との打ち合わせの中で
防水工事に適している道具 として作成して頂いてまいりました

それは昔も今も変わってはございません

時は流れ2014年に我が社の防水専門道具をもっともっといろいろな方に知っていただきたい
という思いから このt-gear.comを立ち上げました

t-gear.comの営業を進めていくにつれ、この100年間分の防水工事専用道具を広めようとする思いが
とめどなくあふれてきました

我社の良質な商品を伝えさせて頂く事が100周年直前という遅いスタートとなりましたが、
また200周年に向かうスタートとしては 遅くないという気持ちでやってまいります

ぜひ今後とも応援して頂ければ幸いです
今後とも株式会社尾崎亀商店をよろしくお願い申し上げます

代表取締役 尾崎吉則

尾崎亀百周年プロジェクト・ラインナップ1「アスファルト刷毛」

言わずと知れた尾崎亀商店の看板商品「アスファルト刷毛」 毛先にパキンを使用した尾崎亀商店の代名詞
100年前といえば1922年、大正時代
明治維新により開国した日本では洋装が取り入れられ油性塗料などが発売された時期になります
1905年日本で初めてアスファルト防水が大阪瓦斯本社に施工されたそうです
そんな「防水」=「アスファルト防水」という時期に尾崎亀商店は産声を上げました

当時アスファルト防水用刷毛としてアスファルト刷毛を作成・販売し、アスファルト刷毛といえば
尾崎亀商店、尾崎亀商店といえばアスファルト刷毛というくらい知名度をいただいておりました

流したアスファルトを刷毛で伸ばしていく基本の刷毛
メキシコなどの熱帯域に咲くリュウゼツランという植物から裂いて取る繊維を毛先に用いております
この繊維は300°のアスファルトで当然少しずつ溶けていきますが 耐熱性にすぐれており
十分に施工時間には対応できます

板付タイプ

板をナナメにカットして真ん中に定木を取り付けて立ち作業がしやすいようにします
下記の写真のような感じに加工します

刷毛の持ちも良い厚口タイプもあります

商品名 アスファルト刷毛 関西型 一枚板付 アスファルト刷毛 極厚口36 110mm柄付
コード 80000 80140
価格
(税込)
737 770

板無タイプ

こちらも板付同様定木を取り付けて使用します
板のない根本に差し込み刷毛を巻いている金具で抑え込み使用します
板のない分軽くなりますが、定木を差し込むのに金具で抑える必要があります

現在は定木が元々付いているロングタイプも発売しています
こちらも刷毛の持ちが良い厚口タイプがあります

商品名 アスファルト刷毛 関西型 板無 アスファルト刷毛 極厚口36 110mm柄無
コード 80001 80141
価格
(税込)
737 770

アスファルト刷毛65・75・90

この持ち手付きのタイプは立上りなどでシートを巻き上げながら杓を使い施工する時の 塗り込みに使用します
特に関東ではこの施工法が多く、昔は関東型と呼ばれていました

商品名 アスファルト刷毛 関東型 65mm アスファルト刷毛 関東型 75mm アスファルト刷毛 関東型 90mm
コード 80002 80003 80004
価格
(税込)
539 616 803

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百周年プロジェクト・ラインナップ2「水切りワイパー」

主にアスファルト防水のプライマーの塗布に用いられます
掃除用具としても昭和初期からあり、見た目も変わらずの商品です
ホーキ型のため立ち施工に最適です

このような感じで高温のアスファルトの伸ばし作業にも用いられます

一斗缶を加工した缶で高温のアスファルトを施工箇所へ運び、アスファルトを流した後このワイパーで
伸ばします

長さ、幅があり立ち作業に優れていますが、どうしても少しずつ先端も溶けていきます
高価な消耗品と言っても過言ではないでしょう
基本的にはアスファルトの流し、伸ばし施工にはアスファルト刷毛が推奨されています

この商品は元々掃除用具として水を切るためにあるものですが、
[ 『高温のアスファルトにも使えるで、便利やで』と先代の職人さんの意見から広まった一例の商品です

商品名 水切ワイパー金具付セット(中) 幅410mm 水切ワイパー金具スペア(中) 幅410mm 水切ワイパー金具付セット(大) 幅470mm 水切ワイパー金具スペア(大) 幅470mm
コード 80094 80095 80096 80097
価格
(税込)
1386 990 1738 1045

百周年プロジェクト・ラインナップ3「ゴム刷毛」

流したアスファルトの伸ばしというよりも上塗りに使用する仕上げ系のゴム板です
"刷毛"と名前がついてますが"刷毛=塗る"というイメージから商品名がゴム刷毛になっております

こちらは水切りワイパーと違って長柄が付いていないため立ち作業には向きませんが、 ゴムが少し硬く耐熱性が高いため持ちでいいです

アスファルトの耐熱にはゴムの硬さも重要な役割となり硬ければ硬いほど耐久性が上がります
釜から出すとアスファルトは急激に冷めていくため、少しの間ゴムの表面に頼る事も可能です

商品名 ゴム刷毛(合成ゴム) 平型 250mm ゴム刷毛(合成ゴム) 平型 300mm ゴム刷毛(ネオプレーン) スポンジ 300mm ゴム刷毛(ネオプレーン) 穴あき 300mm
コード 80622 80623 80626 80627
価格
(税込)
814 814 924 1100
商品名 KO握りゴムバケ 平目 250mm KO握りゴムバケ 平目 300mm KO握りゴムバケ ネオプレン300mm
コード 80700 80698 80701
価格
(税込)
1045 1045 1045

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百周年プロジェクト・ラインナップ4「水杓」

現代において水杓が使われる場面はお墓参りから、セメントを混ぜるために水を足すときまで
いろいろな場面があると思います
尾崎亀商店が販売するオリジナル水杓はアスファルト防水に耐えうる耐熱水杓になっており、
ホームセンターなどで買える水杓とはまったく一線を画すものになります

水杓は7号、10号と2種類あります

「10号タイプ」は釜からアスファルトを掬い出し、流すために加工された一斗缶に入れる時に使用されます
「7号タイプ」はシートの巻き上げ施工の際に関東刷毛と呼ばれる刷毛と併用して使用します
少しずつシートを傾けながら水杓で少しずつ垂らし、持ち手のある刷毛で塗り張りします

アスファルト防水専用に作成しているため、金属部の耐熱性はもちろん持ち手の木材も
すぐに燃えてしまうなどということもなく使用できます

商品名 KOアスファルト防水用オリジナル水杓7号 アスファルト防水用耐熱水杓10号
コード 81106 81107
価格
(税込)
605 1034

百周年プロジェクト・ラインナップ5「トンボ」

建物の内装、外装などで主にアスファルト防水の上にラス網を引っかけるために設置します

施工方法
①完成したアスファルト防水の上に必要な数量のトンボを設置する
②固定されたトンボにラス網を引っかける
③トンボと引っかかっているラス網ごとモルタルを塗り付けて壁にします
⇒これによりモルタルの強度があがり割れにくくなります
④タイルなどを施工して完成です

主に浴室内外装などでこの施工は多く見られます

コンクリートとモルタルの違い
強度としては、コンクリートが上ですが柔軟性はモルタルの方が上です
柔軟性での施工のし易さが求められる内装、外壁(内部)ではモルタルが使用されます
その際の欠点の強度を増すためにラス網の埋め込みがされるので、トンボが必要不可欠です

商品名 トンボ 25mm ワンタッチトンボ(シール付) 38mm
コード 81112 81113
価格
(税込)
2530 13860

百周年プロジェクト・ラインナップ6「アスファルト温度計」

溶解釜で溶解されたアスファルトを約240°~260°の接着力の良い温度を管理するための温度計です
溶解時に300°以上に温度が上がりすぎることを防ぐためにも用いられます
100年前には存在していなかったため、その当時は職人さんの感覚で温度を測っている時代もありました

商品名 アスファルト温度計 300℃
コード 81551
価格
(税込)
8668

百周年プロジェクト・ラインナップ7「カテロン手袋」

温度の測定時や施工時にやけどを防ぐために装着します
布繊維に耐熱ゴムを張り付けた特殊手袋になります
(ゴムビキ手袋とも呼ぶ) 昔は多くのメーカーがございましたが今は少なくなっております

商品名 カテロン手袋(12双入) フリーサイズ
コード 81000
価格
(税込)
4400